Sure Fire
これはレーザープロダクツ社のシュアファイヤーというフラッシュライトだす。
一般の方は、あまりお目にかかる機会がないと思います。よほどのマニアか、それとも・・え?もういい?(^_^;)
ハイ、すんませんでした。m(_ _)m もともと軍事用、警察など特殊な用途に向けて
開発されました。もちろん一般にも売っています。顧客によって製品を分けてはいますが。
上の写真はポリマーホルスターに収まった状態です。ホルスターの中には
板バネがあって固定されています。上下どちらかでも入れられる構造になっています。
特殊部隊などでは瞬時に操作できるよう写真とは逆(レンズを下にして)に差しています。
本体は何の変哲もないライトに見えますが、実はとんでもない代物なんです。
価格も同じ大きさのマグライトなどに比べると10倍近くします。これだけでもとんでもない事です(笑)
明るさも普通のフラッシュライトを遙かに超えていますし点灯させて前に手をかざすと熱を感じます。
「近くに燃えやすい物を置かないで下さい」と取扱説明書に書いてあります。(マジ)
至近距離から照射されると、しばらく目が見えなくなりますので目つぶしライトの異名もあるほどです。
電源には CR123A 3V リチウム電池を2個使っています。マグライトと部品構成は
ほぼ同じですがそれぞれのパーツが頑丈にできています。電球もキセノンで
リフレクターと一体になっておりアッセンブリーでしか売っていません。これまた高い!(T_T)
色んなモデルがありますがボクの持ってるのは6Pってヤツです。
実際に光量のすごさをお見せできないのが残念ですが他のフラッシュライトと
決定的に違うのは、「ダークスポット」がない所でしょう。下の写真をご覧下さい。
左は買ってはならんマグの2CELL-Dで右がシュアファイヤーです。どちらも同じ距離から照射しています。
マグの方は光の真ん中に暗い部分が見えますよね。これが「ダークスポット」です。
普通のフラッシュライトでは必ずできてしまう宿命的な短所です。原因は電球の構造とリフレクターの
表面処理なんですが、シュアファイヤーはリフレクターが特殊な表面(ボコボコ?)になっていて、さらに
ダークスポットができないようメーカーでバルブ(電球)の位置を調整後固定しています。
光量を確保するために大電流が流れますので連続点灯させると新品の電池でも30分くらいしか持ちません。
ボクは仕事で使っていますが夜間使用する事は、あまりありません。日中でも影になって暗い機械の内部とかに
短時間、使っています。当然、予備でマグライトを携行しています。
LED信者になってしまいましたので、フィラメントでは非常に強力なこの6PもLED化してしまう事にしました。
まあ、アタッチメントでの変更ですので、いつでも戻せるって訳です。
上の写真(左側)が純正品のLEDユニットKL3です。はっきり言ってどでかいです。
1WのLEDに、ここまで放熱フィンは付ける事もなかろ〜に!
シュア特有のボコボコリフレクターを使っておらず、コリメータ(レンズ)を使って集光します。
黄色く見えてる部分がそうです。
6Pに取り付けてみました。デ・デカイ!頭だけ異様にデカイ!(笑)
大げさな放熱フィンが逆にカッコイイとも言えるので、これで良しとします。
点灯させた感じは、青みがかった白で光量も、まあまあです。
現在は、こんな形になってしまいました(笑) KL3でLED化したんですが
今ひとつ光量が足らないように思えたので、パワーアップチューブ(はっきり言ってタダの筒っぽ)を
装着し9Pへと変更しました。123Aの電池が3本入ります。
結果として光量は、あまり変わりませんでした。まあ、なんとなく明るくなったような気がします。
現場で使おうと思っていたんですが、現在はSF-101とSF-501で十分に事足りていますので
自宅専用となっておりますです。