■ Buck Tool ■
バックナイフが製造しているマルチツールで商品名はバックツール。
一般にマルチツールで有名なのはレザーマンやガーバーですが、この流れるようなデザインが気に入ってバックに決めました。
プライヤーはハンドルを縦に回して引き出す、ちょっと変わった方式です。
この引き出しギミック、初めて見ると感動します(笑)
もともとナイフメーカーが作っているツールなのでブレードの切れ味は言うまでもありません。
大小プラスドライバー、大中小マイナスドライバー、缶切り、ヤスリ、ナイフ、プライヤー
(ニードルノーズ)これだけ揃っていますが、ちょっとドライバーに特化しすぎている気もしますね。
ドライバーを減らして違うパーツがあってもいいと思います。
プライヤーの剛性は、あまり高くなく、力一杯握ると左右のハンドル同士がくっついて
それ以上、挟めなくなります。これはプライヤー引き出し装置の構造上仕方がないかと。
各パーツは引き出すとロックされ、元には戻りません。ナイフやヤスリなど動いてもらっては
困るので、このロック機構は非常に安全で良いと思います。パーツを戻すにはサイドにあるボタンを
押すとロックが解除されます。しかし、ボタンのストロークが長いので、かなり押し込まないといけません。
最近では、他のメーカーもパーツのロック機構を採用しています。