OMEGA Seamaster (1950〜60年代)
シーマスターの手巻きモデルです。この時計は祖父の形見なんですが
実家からボクが発掘しました。とても動く状態ではなかったので
行きつけの時計屋(青山時計店)でオーバーホールし(1997年)使えるようにしました。
ウラブタの内側にはオーバーホールの記録が手書きで書かれていました。
青山オヤジによれば、腕に自信のある時計師は日付と自分のサインも残すのだそうです。
キャリバーは 285 で、オメガの秀逸 30mmキャリバーです。
中をお見せできないのが残念ですが外観とは別次元の精密機械が
組み込まれています。40年以上経過しているのにもかかわらず、とても綺麗でした。
しかし経年には勝てず、しばらくしてテンプの軸が折れてしまう故障が発生!
修理に出したところ、メーカーにも部品がなく修理不能かと思われました。
祖父の形見を何とか動かし続けたい。青山オヤジに頼み込んで
部品職人さんをあたってもらう事にしましたが、現在では職人さん自体が
いないらしく、難しいかもしれないと言われました・・・
1週間ほどして、名古屋で部品を作ってくれる職人さんがいるとの連絡を受けました。
さらに待つこと2週間。見事に復活して帰ってきました。(^o^)
現在でも元気に動いています。
30mmキャリバーの美しさを是非、ご覧いただきたいので
時計サイトを運営されている、らいちんさんより画像の使用許可を得ました。
画像を提供していただいた、らいちんさんのサイトはリンクに
加えてありますので是非、ご覧下さい。
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