衣浦海底トンネル
衣浦トンネルは、ただのトンネルではない!なんと海底トンネルなのだ。
海で隔てられている碧南市と半田市を結んでいる。
自分は母方のお墓参りで小さい頃から半田市を訪れる機会が多かった。
現トンネルは昭和48年に開通しており当時、小学生だった私も母の運転する車で
何回か通った記憶がある。海底を通過していると思うと
なんだかワクワクしたものだ。(笑)
写真はトンネルの入り口付近で、わかりにくいがかなり下っている。
前方に対向車のライトが見える位置が海底に到達する所になる。
さて、このトンネルの何が気になるかと言うと・・・こ・これだ!!
ひ・非常口があるではないかっ!しかも・しかもだ!トンネルの中間くらいにある!!
トンネルの中間??・・・・海の中じゃないかぁ!!
未だにこの扉を開けた事はないが、どうしても開けてみたい。車で通るたびに
気になって仕方がない。衣浦トンネルを通った日は、あの「非常口」が
頭から離れない。
写真でもわかるが、幅員が狭い上に意外と交通量が多い。
この写真を撮る時も料金所(有料なんです)の手前で交通量が減るタイミングを
見計らって突入している。非常口の写真は停車して撮ったのだが止まっていられた
時間は、ほんの 3秒くらいである。すぐに後続車が来てしまう。
とても降車して非常口を開けている時間はない・・・・うう〜〜〜〜む
なんとかならないだろうか・・・
こんな事を書いていたら、さらに気になってきた。(笑)
なんと!ついにあの非常口の扉が開かれた!!
実現するための条件をどのようにクリアしたか!
まず、あの非常口を開けるには、トンネルを全面通行止めにでもするしかない!
↓
現在、新トンネルが開通した事により旧トンネル(レポートした方)が改修工事のため通行止めになっている。
しかし工事で通行止めとはいえ関係者以外、入ることはできないはずだ!
↓
ボクは関係者である(笑)
非常口であるため正当な理由なくして開ける事はまかりならん!
↓
工事関係者しかいないので理由なんかなくたって自由に非常口を開ける事ができる。
これは工事中のトンネル入り口である。この写真は車からではなく歩いて入っていく途中で
立ち止まり、道路の真ん中に立って撮影した。普段では不可能である。
いよいよ非常口のところまで歩いてきた。はぁはぁ・・・結構、疲れた。なにせトンネルの全長は1kmある。
中間まで歩いても500mはある計算だ。けけけ・・ついに開ける事になるか!
ガチャン!書いてあるようにレバーを回し扉を開けた!!
海水は流れ込んでこない!当たり前ですね・・・(^_^;) 扉を開けた正面に案内板があります。
これは非常口から入って中から扉を撮ったところです。排気ガスで汚れて
いないのでトンネル側より綺麗な感じ。
こうなっていたんですね〜〜〜!非常通路は!(^o^)
ケーブルやら配管やらありますが人が普通に歩けるスペースが確保されています。
この通路の右側がトンネル側です。ですので非常口も右側にあります。
非常通路を歩いて行きませんでしたが、もしこの非常通路の左側にまた扉があったら・・・・
今度こそ海中です!間違いありません!(笑)
こちらが開通したばかりの新海底トンネルです。すごく明るくて綺麗です。
工事関係者も「明るすぎ!」と口をそろえて言っていました。
いやぁ〜〜〜これで今日からぐっすり眠る事ができますわ。
おやすみなさい・・・ZZZZzzzz おわり!
衛星画像で見た衣浦海底トンネルです。