自身の防備録として残す。 2006年11月19日 3D仮想空間 セカンドライフへ降り立つ。
Prim
Solid Model Craft
夢でもあった模型店を開業し現在に至るが、2007年くらいからの
ブームに翻弄され数々の企業建築物を作った。今となっては、いい思い出かな。
自分の店舗以外で建設した主な物を記録しておく。
名古屋 テレビ塔 渾身の作品。名古屋テレビ塔(株)承認のオフィシャルである。1/1 全長
180m。
製作期間 1ヶ月 本物の図面から再設計し鉄骨1本1本を作製。組み立てた。左右上下対称の部材が多く
それらをカンペキにシンクロさせるため、専用の座標プログラムもこの建設のために開発した。
地上から先端まで、なだらかな曲線を描くよう部材の角度計算に一番、苦労した。
基礎工事から完成まで基本構造は全部、一人で作製。表面テクスチャは、す〜に担当してもらった。
完成初日には、セカンドライフ運営会社(米リンデンラボ)からも見学が多数、訪れた。
この日の一般、入場者数は、3000人を超えた。過去最高の自信作。
発注元の新東通信を始め、多くの方にバックアップを受け仮想空間にテレビ塔を建てる事ができた。
地上高 180mのアンテナ先端部に座る。
名古屋城 これも愛知県の承認で建設したオフィシャルである。1/1 これはテレビ塔の時と
違って図面がなかった。多分、残っていても尺だの寸だのの単位で使い物にならなかっただろう。
1/350の模型を350倍して作製。データ量の制限でかなり簡素化しなくてはならなかった。
石垣部分は、テレビ塔で使った技術が役立った。表面テクスチャは、す〜担当。すばらしい石垣テクスチャだ。
一番、苦労したのは、「金の鯱」だった。実物を計測する事ができないため、置物や画像から
ディティールを決めていった。ウロコは、データ量の制限で作ることができなかった。残念。
実物は、表面しか見えていない「清正石」も全体は、こんな形ではないかと想像で作った。1/1