電気接点の手入れ
マグライトは電池の低い電圧(1.5V〜9V)を電源としていますので各接点が接触不良を
おこすと点灯が不安定になります。使用中にパカパカするのは、非常に、うっとおしいですから
電気接点も手入れしておきましょう。大げさかもしれませんが非常時には命取りにもなりかねません!
●上の写真は2CELL-Dのテールキャップを外した所です。赤い矢印の経路で電流が流れていきます。
マグライトなどフラッシュライトは本体のケースが電線の代わりをしていてバルブ(電球)のP(+)につながっています。
各部品のつながる部分を綺麗にしておけば電気も良く流れてくれます。アルコールで拭くのが一番ですが
ウエスで拭くだけでもOKだと思います。上の写真で説明すると次の部分です。
@電池のN(−)とつながるスプリングの頭部分。
Aスプリングとテールキャップがつながっている部分。(これはスプリングと予備バルブをはずして行います)
Bテールキャップと本体ケースがつながる部分。
リフレクターのお手入れ
リフレクター(反射板)は重要な部品です。拡散した光を目標へ集中させる役目があり
プラスチックにメッキをかけて作られています。このメッキは非常に薄くできていますので
ティッシュなどで拭いただけでもキズがついてしまいます。
メッキされた反射面は、できれば一生、触りたくない部分であります。
●前述しましたようにリフレクターのメッキは非常にキズがつきやすく手入れがしにくい部分です。
綺麗なうちは、なるべく触らないようにしたいのですが、どうしても経年でホコリなどがつきますので
水洗い(流水による)をして乾燥させるのが一番です。この時も水を拭き取ってはいけません。
良く振って水を切り、ドライヤーなどで乾燥させます。
写真(上)のリフレクターは、ダメな例です。(笑)ティッシュで拭いただけですが曇ってしまっています。
●拭いただけでも曇ってしまいますので、間違っても磨こうなどと思ってはいけません。
コンパウンドで磨けば綺麗になるだろうと磨いたバカがいます。←誰とは言いませんが・・(^_^;)
一拭きしただけで、こんな風になってしまいます。(T_T)
みなさんも気をつけましょうね。